…そして、そこへ悠々と現れたのは、長身でスラリとした、まさに色男…!と叫びたくなるような、カッコいい男性…、いや、女性であった…。
これまた激しい大拍手に、飛び交う声援。
中には、女子の集団と思われる黄色い声まで混じっていた…。
その衣装や鬘も手伝って、その姿はより本物の男性のように見えた。
見た目もそうだが、何より、その一つ一つの動きだ。
清風と同じように、その細やかな動作や仕草がとことん研究し尽くされているようで、まるで自然体ですらあるかのように身に付いていたのだ。
正直、男の俺から見ても適わないと思うくらいに、この風嶺さんという人はメチャクチャ格好良かった…。
