大地くんの天気予報



落ち着いた夕暮れ時の、涼しげな雰囲気の中…、清風のお母さんは、まるで目には見えない、やさしい空気の衣を身にまとっているかのように感じられた…。




清風の親ということは、俺たちの親と同世代と言ってもおかしくないが、…少なからず、うちの母ちゃんとはえらい違いだ…。


清風のお母さんは、高校生の子供がいるとは思えないくらい、とても若々しく見え、体もほっそりとしていて、年齢など感じさせないものがあった。


…清風と、おんなじだ。


あの人が、清風を産んだ人なのか…。


なんとなく、話してみたいな、あの人とも…。




その姿を眺めながら俺は、そのやさしい雰囲気に包み込まれていくような心地よさを感じていた。