「ふぁ~~ッ!」
…僕と枕を並べて、大きく伸びをする風嶺さん。
僕は横向きになって、布団から顔を覗かせながら、そんな風嶺さんを見つめていた。
「…今日、絢のヤツが男とイチャついてただろ、うちの前で…」
「え…」
仰向けになって、天井を見つめたまま、風嶺さんは話し出した。
「…たぶん、風花が帰ってきたすぐ後ぐらいかなぁ?アタシも出くわしてさ、ちゃんと注意しといたから。こんなところでイチャついてんじゃねぇ~ッ!って」
「……」
「…まったく、アイツは何がしたいんだか…。男も、この前見かけたのとは別のヤツだったな。何人もいるんだろうよ、きっと」
…ため息混じりにそう話す風嶺さんに、僕は聞いた。
