ドクン……。 絢姉さん、そんなところにいられたら…、僕が、帰れないじゃないか…。 ほんの数メートル離れたところで、歩みを止めたまま動けずにいる僕の姿に気付くと…、男の人の背中に腕を回していた絢姉さんが、僕の顔を見て、ニヤリと笑った。 そして…、僕の見ている前で…、その男の人と、口付けをし始めた…。