…本当は、意地悪なんかじゃないんだ。 すごく、やさしかったんだ…。 なのに、どうして…? 絢姉さん…。 「あ…、ねぇ、あのカゼアヤさんって人も、あさって踊るの?」 そういえば…、というように、陽ちゃんが聞いてきた。 「…うん、踊るよ。…あとそれに、風嶺さんもね…!」 僕がなんとか元気を取り戻してそう言うと、陽ちゃんの顔が、パッと明るくなった。