ダイチを挟んで、オレとキヨちゃんもベンチに腰掛けた。 「もう、ダイチ、どうせここで会うんだから、学校からオレとキヨちゃんと一緒に帰ればいいのにぃ!」 起き上がったばかりのダイチは、頭をポリポリ掻きながら言った。 「…どうせここで会うんなら、さっさと先に一人で帰ってたっていいだろ。…つうか、お前ら俺の至福のひとときを邪魔しすぎ…」 「ハイハイ、まったく、つれないお方ですなぁ~!」 そう言ってオレが笑うと、ダイチの隣でキヨちゃんも笑っていた。