昼休み、図書委員の先生に呼ばれていたのをすっかり忘れていたオレは、キヨちゃんを屋上に置いてきてしまった…。 用事は思ったより早く終わったので、これならいったん屋上に戻れそうだ。 …キヨちゃん、ダイチと二人っきりで大丈夫だったかなぁ? もしかしたら、もう教室に戻っちゃったかもしれないけど…。 そんなことを考えながら、オレはとりあえず急いで階段を駆け上り、再び屋上へと向かった。