「…いいなぁ。今でも仲が良くって…」
「…別に、仲いいってわけでもねぇし。…つかお前、地元はもともとこっちらしいじゃん。…お前にも、幼なじみとかいんの?」
俺は会話をつなげるために、適当にそう言った。
「……」
すぐに返事の返ってこない様子に、俺はそっと首を動かし、清風の方を見た。
清風は目を開いたまま、真っ直ぐに空の一点を見つめていた。
それはどこか、少し寂しげな表情に見えた…。
「…うん、いるよ…」
ポツリと、そう答える清風。
「…でも、いつからか、心が離れちゃったっていうか…、もう、昔みたいには話せなくなっちゃった…」
「……」
