大地くんの天気予報



俺に遠慮しながら、ゆっくりと陽太郎の横へ回る清風。


「ほら、キヨちゃんも…!空が青くてキレイだよ~!」


そう言って、隣の地面をポンポンと叩く陽太郎。


「うん…」


清風もゆっくりと地面に座ると、そのまま仰向けに寝転んだ。


フワッと…、一瞬、いい香りが漂ってきた…。


「……」


そんな二人の姿を横目に、俺も一度起こしかけた上体を、再びコンクリートの上に預けた…。




俺、陽太郎、清風の順番に体を並べた三人は、しばらく狭い日陰のスペースで、上に広がる青い空を眺めていた…。