俺の顔を見るなり、気まずそうに唇を噛み、顔を伏せる清風。
まるで犬を警戒する猫のように、距離を置いたままつっ立っている。
かたや、むさ苦しいほど近くまで来てキャンキャン吠えてくる犬…。
俺たちは、まるでそんな感じだった…。
「…でもダイチ、なかなかいいトコ知ってるじゃん!オレも寝っ転がろっかな~!ヨッと…!」
そう言うと、陽太郎は俺の横にゴロッと仰向けになった。
「あ~、ココ涼しい!…キヨちゃん、キヨちゃんもおいでよ~!気持ちいいよ~ッ!」
「…おい、俺の場所が狭くなるだろッ!」
俺はボソッとそうつぶやいたが、陽太郎に呼ばれた清風は、戸惑いながらも少しずつこちらに歩み寄ってきた。
