…次の日。
昨日はあれから、優雨とは曖昧な空気の中で、俺が先に帰って別れた。
というより、向こうがなんだか一人でウジウジしてただけだったんだけど。
幼なじみ…。
俺にとって優雨は、それ以上でも、以下でもない。
ようは…、トモダチ?
まぁ、あえて言葉で表すなら、そんなとこなんだろうな…。
でもアイツは、おそらく“トモダチ”なんて、望んじゃいないんだろう…。
…オンナって、いろいろとメンドウな生き物だな…。
そんなことを思いながら、俺は今日も自転車をこいで、ホームルーム真っ最中に到着するであろう学校へと向かっていた。
