すると大地は思いのほか、真面目な表情を浮かべて答えた。
「…どうだったかって言われるとわかんねぇけど…、でもまぁ、確実にホレてたかもしんねぇな…」
「え…?」
「…その、初めて公園でアイツ見た時さ…、まさか自分のクラスに転校してくるヤツだとは思いもしなかったけど…、でも、そん時なんかすげぇ、このツマラナイ日常から、一瞬フワッと抜け出せたような気がしたんだよね…。アイツに、初めて会ったあの時…」
「……」
「…こんなキレイな人に恋でもしたら、俺の毎日も少しは変わるのかなぁ、なんて…、ちょっと期待したりした」
「……」
