「…あぁあぁ!もう、佐藤くん、もっと大事に扱ってよね!まったくぅ!」
そう言って、一緒にそれらを拾い集める永作先生。
「ねぇねぇコレ、私が大事にとっておいた色鉛筆…!」
そう言いながら拾い上げると、永作先生は嬉しそうに一つ一つを眺めながら箱に戻していった。
「先生、これって…?」
「うん…、見ての通り、ただの短くなった色鉛筆なんだけど…、どうしても捨てられないのよねぇ~。だって、このコたちのおかげで、私はたくさんの芸術作品を生み出すことができたんだから…!」
そんな永作先生の言葉に、大地はそっけなく言った。
「…んなこと言ったって、もうこんなんまともに使えねぇだろ…。いちいち取っとくから、邪魔な荷物が増えるんですよ。さっさと捨てちまえばいいのに…」
「…ちょ、大地、そんな言い方…!」
そう私が言いかけたところで、永作先生がさえぎるようにして言った。
