「…何で、風花なのよ…。これは、私の体よ…?なのに、何で…!!」
もうすべてを察しているというように、風嶺さんが言った。
「…アンタの美貌が描かれたその絵を、エイサクさんに頼み込んで、堂々と飾ってもらおうとでも思ってたんでしょ。後援会や、その他の人たちにも、たくさん見てもらえるようにね」
…その言葉に、絢姉さんは開き直ったように、薄ら笑いを浮かべて言った。
「…そうですよ?…風花はもう、十分すぎるくらい目立ってるでしょう?だから、この風絢の魅力をもっと世間に知ってもらおうと思っただけです。いけませんか?」
…僕は、何も言えずにただその場で震えていた。
