「…でも、女のアタシはその真逆でさぁ、スカートとか嫌いだったし、男もんの服とかアクセサリーにばっかり興味持って。しかも、踊る踊りも男舞ばっかだよ、面白いよね、ハハハ…!!」
そう言って、どこまでも明るく笑う風嶺さん。
そんな風嶺さんに、陽ちゃんは言った。
「…カ、…カッコいい…!!」
陽ちゃんは立ち上がり、僕と風嶺さんの前に立つと、興奮したように言った。
「…キヨちゃんといい、カザミネさんといい…、すごいカッコいいです…!!…ボク、そうやって自分の世界を持って生きてる人、すごく憧れます…!!」
大真面目な顔をしてそう言う陽ちゃんに、風嶺さんは笑いながら答えた。
「…ヨウちゃんって言ったっけ?アンタ、かわいいねぇ!これからも、清風のことヨロシク頼むよッ!」
「あッ、ハ、ハイ!…こちらこそ、よろしくお願いします…!!」
そんな陽ちゃんの姿に、僕たちは笑っていた…。
