「…あ、あの…、カザミネさん…!!…なんか、宝塚の役者さんみたいですね…!?…す、すごいカッコいいです…!!」
それを聞いて、風嶺さんはまた笑った。
「アハハ!…ありがとう、そう言ってくれて!…清風とは真逆でしょ?」
「えッ!…あぁ、…ハイ!」
そう言って、僕の肩に腕を絡めながら風嶺さんは続けて言った。
「…普通はそう、逆なんだよねぇ!…歌舞伎役者さんなんかでもさ、舞台でキレイな女形やってる人に限って、プライベートではけっこうイカついカッコしてたりするじゃん?こう、アタシみたいに?」
「ハイ…、エッ!いやぁ、イカついだなんて…!」
「ハハハ!いいよ!…でもこの子、清風はさぁ、もともとがこんな感じなんだよね。小さい頃から、女の子みたいに花が好きだったり、赤とかピンクが好きだったり…」
僕はちょっと恥ずかしくなって、顔を赤らめた…。
