「…エ?何?…コレ、どういう状況…?」 無理もない…、この状況を把握できていない陽ちゃんは、僕とその人の顔とをただ交互に眺めていた…。 思わず苦笑いする僕…。 するとその人は、かけていたサングラスを外し、満面の笑みを浮かべて言った。 「久しぶりィ~!風花!!」 「風嶺(かざみね)さん…!」 僕はそう言って、ベンチから立ち上がった。 もちろん、サングラスを外さなくとも、その風貌からそれが風嶺さんであることはとっくにわかっていた。