「キ、キヨちゃん…、あそこに、シブヤさんがいる…」 「え…?」 キヨちゃんもそちらに目を向けると、シブヤさんは、カバンを抱え込むようにして、一人ベンチに座り込んでいた…。 「……」 オレは、少し考えてからキヨちゃんに言った。 「キヨちゃん、行ってみよう」 「え…?う、うん…」 そう言ってオレとキヨちゃんは、公園の中へと入っていった…。