「ひ…堀越は、さ」 「ハァ…野々村、お前には何回言ってもなおらないんだな…。なんだ?」 「あたしと正反対だな。運命とか、信じてそう」 「正反対かどうかは知らないが、運命は信じてるぞ。一応…な」 「………正反対だよ」 キラキラキラキラ輝いていて。 毎日必死に生きて。 毎日必死に仕事して。 “未来”をしっかりと、 見ているー…。 ………あたしとは、正反対だ。