初夏、木の葉も青々しく毎日太陽が眩しい今日この頃。


(あ、いた・・・)


学校の図書室、

本を読むスペースの机であなたはいつも頬杖をつきながら本を読んでいる。

綺麗な顔をした美少年。

黒縁眼鏡が似合うあなた。

あなたのさらさらの黒い髪を風がそよそよと揺らしてる。

そのたびあたしの心も揺れる。

あなたに近づきたくていつも隣にいるのにあなたは気づいてくれない・・・

当たり前だよね。

だってあたしは・・・