「おぃっ!アニキもちょっとは段ボールどうにかしろよ!」 階段を上りきった所で聞こえてきた声――… 和稀にぃちゃんだ。 「うるせぇな!お前だってちゃんと片付けてないくせに文句言うなよ!!」 今度は智稀にぃちゃん。 「二人ともうるさいよ!さらに暑くなる。」 「「あっ―…。」」 言い合いを止めて二人してこっちを見るお兄ちゃんたち。 「さっさと片付けないとお母さんに怒られるよ?」 と一言言うと そそくさとそれぞれの部屋に戻っていった。