「そ、それは駄目ー!」

「なんで?」

「だ、だって……」

「だって?」

「渚くんのその格好……あんまり見られたくない…////」



私は顔が真っ赤になったから俯いた



「それって……妬いてんの?」

「ち、違っ……////
いや、妬いてます…」



は、恥ずかしい……

何こんなことで妬いてんの?

私心狭すぎでしょ



「ご、ごめんね!
私心狭すぎだよね!
それに、迷惑だよね…」



慌ててそう言うと、優しく抱き締めてくれた



「迷惑なわけねぇだろ」

「え……」

「てゆうか、むしろ嬉しい
俺ばっか嫉妬してるみたいだったから」

「えぇ!?
渚くん嫉妬してるの!?」

「当たり前だろ」



渚くんが嫉妬してるって聞いただけなのに、少しだけ自分に自信が持てた気がする



そして結局、渚くんは制服に着替えて、私は渚くんの衣装のシャツとズボンを着て教室に戻った