すると、その中の1つが目に入った
これ……莉緒に似合いそう…
そう思った瞬間、無意識にこれください、と店員に言っていた
「こちらもラッピングしますか?」
「……いや、普通でいいです」
更にプレゼントを買ってしまった
今日1日で出費が……
莉緒のためだ、しょうがない
バイトでも始めようかな…
って、無理だ
ガキ達の面倒見ないといけねぇし
今度、母さんに小遣いの値上げを頼んでみよう
「お兄ちゃん、りくクレヨンかいたい」
店を出ると、またおねだりしてくる李久
「クレヨンまだあっただろ?」
「あかとくろとはだいろがなくなったの」
「また今度な」
「ダメー!」
「なんで?」
「おねえちゃんにプレゼントするえがかけないの!」
あー、そういえば絵描くとか言ってたな

