それじゃあ食事に戻ろう。 私は体を起こそうと、秋の体を押す。 ・・・・・・ん? 「秋?退いてくれないとご飯食べれないよ?」 「どうでもいいよ。僕が作ったものなんて」 「じゃあケーキ食べようよ」 「お腹減ってない時に食べるのはもったいないから」 秋が何を考えているのか、だんだんとわかってくるのが恐ろしい。 自分でも笑顔がひきつっているのを感じた。