隣の彼女が厨二病だったんだけど。





白い天井が映る。

少し夕暮れに染まった色だ。

その端に人影を見つけた。

夕暮れを背に、こちらを見下ろしている人影。

顔を向ける。

目が合った。


「……あ…」


驚いたように目を見開く彼女。

しまった、と言いたげだった。

黒い髪の毛が、茜色に光って綺麗だ。

今日も変わらず、美少女な彼女。


「……神坂さん」

「ご、ごめんなさい、起こしてしまって……」


そういうところも変わらない。

そんな数日で変わるわけないけど、でも安心した。

あー、神坂レイだなあ、って。


「……いや、起きてたから大丈夫」

「あ、でもまだ傷が痛むでしょう?私今日は帰……」

「会いたかった」

「…………え…」

「なんか、会いたいなあって思ってた」

「……そ、そ、そう、なの……」


何度も噛みながら目を泳がせる神坂レイ。

うわーなんか、なんだろう、いやなんでもない。