隣の彼女が厨二病だったんだけど。





なんでこんなことになっているんだろうかと考えてみる。


「……お前はどこまで馬鹿なんだ?」

「…………」

「毎年毎年言って聞かせてたよな俺。聞いてなかったのか高橋テメェ。」

「…………」

「わかったもう一度だけ言ってやる。死ぬ気で聞け。」

「…………」

「“お前はキレると手に負えない”」

「…………」

「次忘れてたらドライバーで心臓ぶち抜くぞ翔平いい加減学習しろよテメェ。あぁ?」

「すんませんっしたぁあああああッッ!!!!」


スライディング土下座張りの勢いで謝罪する俺。in 病院。のベッドの上。

何故こんなことになっているのか。

説明しよう。


まず目が覚めたら病院だった。

その時ベッド脇に居たのは両親だったのだが、そこで気づく。

……あれ、俺なんで病院に居んの?

さっきまで学校のグラウンドで凄まじく悔しい思いを噛み締めつつ彼女の背中を見送っていたような気がするんだけどなんで気がついたら病院に居るんです?


というところまで考えて、やべぇ俺今超記憶喪失なんじゃね…!?という答えに辿り着く。

そこへ坂本がやってきて両親と入れ替わる。瞬時に気付いたがコイツすげぇ不機嫌じゃね?え?っていうかなんでそんな傷だらけなんです…?

まったくもって理解不能な現状が表情に出ていたのか、いや坂本なら言わずともわかるのだろうが、ヤツは不機嫌(というかもはや殺気オーラ)で話し始めた。