声にした途端、それはすとんと落ちてハマった。
パズルのピースが、ピタリとはまった、あの感じ。
……あぁ、そうかなるほど。
これが答えだったのか。
「……え」
神坂レイが小さな声を上げる。
困惑の声に似ていた。
それもそのはずで、今の会話には全然当てはまらないセリフで。
でもなんていうか、今ここで言わなきゃ、せっかく見つけたパズルのピースを、またなくしてしまいそうだったから。
「……ごめんなんか、今、神坂さんがあの別れ際に言ってくれた言葉思い出して…」
「……え、あ」
「それで、あー俺も神坂さんのこと好きだなあって、思って、言いました」
「…………っ」
「でもあの時神坂さん過去形だったそういえば……ごめん俺現在進行形なんですすいません……」
なんかもうグダグダである。
ほら!ほら見ろ!
神坂レイが硬直しているじゃないか!
やっぱ言わなきゃよかったんじゃないだろうか!
あーあーもうどうにでもなーあれ!!
「……わ、私も過去形じゃなくて現在進行形なの……!」
自暴自棄に走りかけた瞬間、彼女が言った。


