「双子だったんだね」



「まぁ…な」


「………じゃあ…あたし帰るね!」




「お、おう……

あのさ


さっきの忘れて?」



「は…?」




「べ、別にお前のこと好きとかそういうのじゃねぇから!!

テストでストレス溜まってて……


ただの欲求不満的な?」




「遥斗なに言ってんの?

……てか……最ッッ低!!!!


あたし変な期待なんてしてないし!!!!」



イライラで思いっきりドアを閉めて遥斗の家を飛び出した