―――――――… 「うっわ~、麻有ってば超凄いっ!」 「そ、そうかな……?」 電子レンジから漂ってくる匂いに、希沙ちゃんがそれを覗き込む。 中ではいい感じにクッキーが焼けている。 私は家から持ってきたココアパウダーも使って、全部で三種類のクッキーを焼いた。 プレーン、ココア、そして甘さ控えめのクッキー――… 「さすが主婦やってるだけあるよ!」 「主婦って……」 希沙ちゃんの言葉に苦笑する。