言われた通り青葉公園にやって来ると、噴水広場のベンチに希沙ちゃんが座っているのを見つけた。 「希沙ちゃん」 「ごめんね、突然。平気だった?」 「うん。無駄に早起きしちゃって準備だけは万端だったんだ」 「そっか。あ、これプレゼント」 そう言って自分の横に置いてあった紙袋を渡す。 「ありがとう。開けてもいい?」 「いいよ、開けてみて」 ベンチに腰掛け、紙袋から取り出したプレゼントの包装用紙を丁寧に剥がす。 そして白い箱を開けると、中に入っていたのは可愛らしい写真立てだった。