「……でも、暁人を好きになってくれてありがとう。ほら、手出しなさいよ!」 由香里ちゃんは手をヒラヒラさせ、催促する。 「う、うん」 そっと彼女の手に自分のソレを伸ばすと、ギュッと握られた。 「仲直りの握手ってことで」 と笑う由香里ちゃん。 「……まあ、頑張りなよ。どうせ暁人のことだし、夏休みになったら帰って来るでしょ」 そう言って手を離す。 「あのさ、」 由香里ちゃんは両手を腰の後ろで組んで。