ゴールした榛名くんは少しも息を乱していない様子で、皆にブイサインをする。 「榛名~っ、よくやった!」 それを見た同じ白組(2組)の選抜選手や外野に居た生徒たちが彼の周りに集まって肩を組む。 榛名くんに続いてすぐ高木くんがゴールし、2年生へとバトンを繋ぐとその場に仰向けになりながら息を整えていた。 「紫苑のところ行こう!」 さくらちゃんに手を引かれ、高木くんのところまで連れて行かれる。 「紫苑、お疲れ」 「……このままいけると思ったんだけどなあ」 私達の顔を見上げながら、ハハッと笑う。