「うおーっ、紫苑。お前どうしたんだよ、その頭!」 そこに現れた崎本くんと小沢くんが、高木くんを見て目を丸くする。 「前からそろそろ切ろうかなって思ってたとこだったんだよね。だから切っちゃった~サッパリしただろ?」 「“切っちゃった~”って……」 と小沢くんが苦笑する。 「サッパリしすぎだろ!野球部みてぇ」 「おい、やめろって」 頭を触り回す崎本くんの手を振り払い、高木くんは私の方に顔を向けた。 その視線に“ん?”と首を傾げる。