「でも私、ちょっとドキッとしちゃったー」 「は?それって暁にか?」 さくらちゃんの言葉にムッと膨れる崎本くん。 「それ以外に誰がいんのよ?っていうか別に好きとかってわけじゃないんだからね!」 「誰もそんなことまで聞いてねーよ」 そう言って崎本くんはそっぽ向いた。 「そうだ。リレーの並び順なんだけど虎が一番前で紫苑を真ん中に持ってきたから」 「あ、そうなんだ……」 「麻有の前は私で、後ろは小沢くんだから安心していいよ」 「……何かごめんね?私のせいで入れ直させちゃって……」