「あら、やだ。この子、徹の顔見て顔赤くしてる~っ」
と希沙ちゃんがオバサン口調で私のことを笑う。
「えっ、俺?」
徹くんは困った顔で自分を指差す。
「ほら、昨日話したでしょ?生理が一ヵ月遅れてるって……
その話をしてたもんだから、初心な麻有はこーんな風にあんたのことを意識しちゃったってわけ」
「ああ、なるほど……麻有ちんってピュアだねぇ~」
徹くんがポンポン、とさりげなく私の頭を軽く叩く。
……こういうのって、彼女の前でしていいの?
それに――、
さっきまで深刻そうな顔してたのが嘘みたいに希沙ちゃんも笑ってるし

