……何ていうタイミングの悪さ…… 「あら?どちら様?」 「あ!初めまして…… さ……麻有さんの隣りのクラスの榛名暁人っていいます」 玄関先から門の前までやって来た由真ちゃんに、そう言って頭を下げる。 「私は麻有の姉の由真!もしかして麻有の彼氏?」 ちょ、ちょっと! 何変なこと聞いてんの! 「彼氏じゃないし!」 「ええ、そうなの?……じゃあ、もしかして前に傘貸してくれた例の子?」