天神学園高等部の奇怪な面々Ⅳ

「で…どうなの龍太郎?」

彼の顔を見る月姫。

…龍太郎は強張った表情で亡霊達を見渡すが…。

「いや…違う…」

彼は首を横に振った。

「ここにいる連中は、普段俺を見ている奴の視線とは違う」

龍太郎が背後に感じる視線は、もっと怨念じみた刺すような視線だ。

ここにいるのは亡霊とはいえ、そこまでの強い意思は感じられない。

僅かに寒気はするものの、殺意や敵意は感じられないのだ。