天神学園高等部の奇怪な面々Ⅳ

「丹下」

郷の視線が龍太郎に向けられる。

「この亡霊達の視線に、何か感じるものはあるか…?」

「感じるものも何も…」

ダラダラ冷や汗を流す龍太郎。

「ただただ薄気味悪ィんだけど…」

「いやいや、そうじゃなくてだな~…」

言っている意味が上手く伝わらない事に、郷はボリボリと頭を掻く。

「この亡霊達の視線の中に、貴様がいつも感じている視線はあるかと訊いているんだが…」