天神学園高等部の奇怪な面々Ⅳ

小岩井さんだけではない。

よく見れば保健室のあちこちに、足はないわ半分透けてるわの人達が、所狭しと立っている!

「先生ここ宝庫じゃん!亡霊満員御礼じゃん!」

月姫が木刀を振り回してみるが、相手は霊体なので物理的に木刀は当たらない。

「ん~…」

他人事のように、郷は自分の肩を軽く叩いた。

「そういえば最近、肩凝りが酷いんだよなぁ…」

「それ肩凝りじゃねぇし!とり憑かれてるしっっ!」

龍太郎が上履きで郷の後頭部をスパーンッッ!と叩いた。