…などと龍太郎が恐怖している事など、雪菜は知る由もない。
ただ、可笑しくて仕方なかったのだ。
空手の達人で体格もよくて、如何にも強そうな龍太郎が、ちょっと暗くなったくらいでビクビクしている。
怖い映画を見た後で、一人でトイレに行けなくなってしまった子供みたいに顔を強張らせてしまっているのだ。
それが可笑しくて、でも笑ったら龍太郎に悪いと思って、必死に笑いを噛み殺す。
結果として、笑いを堪えた雪菜の表情は引き攣ったような笑みとなり、かえって怖くもあり不気味でもある『人外そのもの』の表情となってしまったのだ。
いっそ可笑しいなら素直に笑ってしまえばよかったのに、中途半端に我慢するものだから。
「うふふふふ…きゃははははははははははははははっ!」
堪えきれず爆発させた哄笑は、強者である龍太郎をも戦慄させた!
ただ、可笑しくて仕方なかったのだ。
空手の達人で体格もよくて、如何にも強そうな龍太郎が、ちょっと暗くなったくらいでビクビクしている。
怖い映画を見た後で、一人でトイレに行けなくなってしまった子供みたいに顔を強張らせてしまっているのだ。
それが可笑しくて、でも笑ったら龍太郎に悪いと思って、必死に笑いを噛み殺す。
結果として、笑いを堪えた雪菜の表情は引き攣ったような笑みとなり、かえって怖くもあり不気味でもある『人外そのもの』の表情となってしまったのだ。
いっそ可笑しいなら素直に笑ってしまえばよかったのに、中途半端に我慢するものだから。
「うふふふふ…きゃははははははははははははははっ!」
堪えきれず爆発させた哄笑は、強者である龍太郎をも戦慄させた!


