校門を潜り、天神学園の校庭へ。
…すっかり校舎の灯りは消えてしまっている。
ここから見えるのは、郷達がいる保健室の灯りのみ。
普段の明るい天神学園とは、別の建物のようだ。
既に使われなくなった、廃校舎のよう。
聳え立つ巨大な校舎が、無人の廃墟のように不気味に鎮座している。
「……」
龍太郎は息を飲む。
喧嘩自慢で鳴らした彼でも、時にはこんな臆病風に吹かれる事もあるらしい。
と。
「ふふ…」
龍太郎の隣で声。
見ると。
「ふふふ…うふふふふふ…」
雪菜が笑っていた。
…すっかり校舎の灯りは消えてしまっている。
ここから見えるのは、郷達がいる保健室の灯りのみ。
普段の明るい天神学園とは、別の建物のようだ。
既に使われなくなった、廃校舎のよう。
聳え立つ巨大な校舎が、無人の廃墟のように不気味に鎮座している。
「……」
龍太郎は息を飲む。
喧嘩自慢で鳴らした彼でも、時にはこんな臆病風に吹かれる事もあるらしい。
と。
「ふふ…」
龍太郎の隣で声。
見ると。
「ふふふ…うふふふふふ…」
雪菜が笑っていた。


