天神学園高等部の奇怪な面々Ⅳ

店を出る頃にはすっかり日も暮れていた。

完全な夜の世界。

コンビニから天神学園までは、ほんの一分程度の距離。

しかし普段歩き慣れた昼間の道とは全く別の道路のように感じられる。

景色が変わったから…それだけではない。

見慣れた風景を一変させるような、不思議な雰囲気。

夜というのは、まるで別の国に来てしまったのではないかと錯覚させる何かを持っている。

豪放な性格の龍太郎でさえ、どこか無口になってしまうような何かを感じさせた。