財布から一万円札を出した郷。
「よし、龍太郎、てめぇ行って来い」
秋雨が命令する。
「何で俺なんだ?」
「お前、か弱い夕先輩や雪菜ちゃんに危険な夜歩きさせる気か?」
「そこに私が含まれてないのは何でよ、秋雨?」
月姫がジロリと秋雨を睨む。
「だからって俺一人がパシリかよ?」
「当たり前だ、古来より『龍太郎はパシリ』って言い伝えがあるんだ」
「訳わからん事言うな!」
今にも取っ組み合いになりそうな龍太郎と秋雨。
「まぁまぁ喧嘩しないで」
雪菜がオロオロした。
「じゃあ私と龍太郎君で行ってきますから…」
「よし、龍太郎、てめぇ行って来い」
秋雨が命令する。
「何で俺なんだ?」
「お前、か弱い夕先輩や雪菜ちゃんに危険な夜歩きさせる気か?」
「そこに私が含まれてないのは何でよ、秋雨?」
月姫がジロリと秋雨を睨む。
「だからって俺一人がパシリかよ?」
「当たり前だ、古来より『龍太郎はパシリ』って言い伝えがあるんだ」
「訳わからん事言うな!」
今にも取っ組み合いになりそうな龍太郎と秋雨。
「まぁまぁ喧嘩しないで」
雪菜がオロオロした。
「じゃあ私と龍太郎君で行ってきますから…」


