天神学園高等部の奇怪な面々Ⅳ

「おいおい、いいの?夕先輩。小夜ちゃんと龍太郎を決闘なんてさせて」

秋雨が心配そうに言うが。

「あら、大丈夫よ」

夕はニッコリ微笑んだ。

「龍太郎君ああ見えて、女の子に怪我させるような真似はしないだろうし、何より格闘家は拳で語り合うっていうじゃない?どんなに龍太郎君が朴念仁でも、毎日のように組み手や決闘してれば、いずれは小夜ちゃんとも打ち解けて、気持ちにも気づくんじゃないかなぁ」