天神学園高等部の奇怪な面々Ⅳ

「じゃあさ」

夕が人差し指を立てた。

「とりあえず二人とも、決闘しちゃいなよ」

「は?」

『え?』

龍太郎と小夜がキョトンとする。

何でそういう事になるのか。

月姫達も解せないといった表情。

「見た所、龍太郎君は空手、小夜ちゃんは古武術、どっちも格闘技やってるんでしょ?強さのレベルもいい具合だし、勝負するにはちょうどいいと思うんだけど」

「いや…だからって何で…」

訝しがる龍太郎の胸に。

「いいからほら!」

夕は小夜の背中を押して飛び込ませる!