天神学園高等部の奇怪な面々Ⅳ

城山 小夜は天神学園高等部1年生。

龍太郎の隣のクラスに所属している。

おかっぱ黒髪、身長150センチにも満たないちびっ子。

大人しい性格。

極端な無口で、この春入学して以来、彼女の声を聞いた事のある者は皆無。

が、考えている事が驚くほど顔に出る為、初対面の者でも彼女の思考は簡単に読み取れる。

田舎に住む祖父が古武術だか何だかの道場主であり、彼女も見かけによらず関節技の達人。

月姫の兄、藤原 宜虎らと共に夏休みに海水浴及びキャンプに行ったメンバーの一人である。

詳しくは『天神Ⅲ』参照(さりげに宣伝)

「あんたが城山 小夜ねぇ~…?」

ユラリと。

月姫が木刀を構える。

「私の愛しの兄上に、関節技を…くんずほぐれつ関節技を…いちゃいちゃたっぷり関節技を…この羨ましい…じゃなかった、この恨み晴らさでおくべきかぁあぁあ…!」

と襲い掛かりかけて。

「あんっ」

郷にペシッと額を叩かれる。

「貴様はちょっと黙ってろ…話がややこしくなる…」