「・・愛ねぇ。」
「あんたはあたしに心配かけるぐらいでいいの。あたしの大切な弟なんだから。」
「…愛ねぇ…。」
わかってる。
俺は愛ねぇの弟だから、大切にされていてそれには愛すら感じそうな程で…。
けど、それは弟だから。
わかってる、わかってる、必死に自分に言い聞かせる。
じゃあ、その愛は弟じゃなかったら俺には向いてなかったのかな…。
言葉はあまりに残酷で、血の繋がりはあまりにも無情で。
体はあまりに正直で…。
愛ねぇの顔が目から出る水で見ずらくなる。
俺、期待してたみたいじゃん・・・。
今でももしかしたらって思ってる、血の繋がりは絶対なのに。
この血が同じだから、愛ねぇと一緒に生きていけるのに。
「あんたはあたしに心配かけるぐらいでいいの。あたしの大切な弟なんだから。」
「…愛ねぇ…。」
わかってる。
俺は愛ねぇの弟だから、大切にされていてそれには愛すら感じそうな程で…。
けど、それは弟だから。
わかってる、わかってる、必死に自分に言い聞かせる。
じゃあ、その愛は弟じゃなかったら俺には向いてなかったのかな…。
言葉はあまりに残酷で、血の繋がりはあまりにも無情で。
体はあまりに正直で…。
愛ねぇの顔が目から出る水で見ずらくなる。
俺、期待してたみたいじゃん・・・。
今でももしかしたらって思ってる、血の繋がりは絶対なのに。
この血が同じだから、愛ねぇと一緒に生きていけるのに。
