A sweetheart is a ghost

「ごめんな、約束。破らせちゃったの俺のせいだ。もう泣かないって決めたのにな。」


そう言う潤一に首を思いっきりふった。

涙が流れすぎて鼻水まで。


「璃那…愛してる。」


そう言ってキスをしてくれた。

あと7日。

たった1週間。


わたしと潤一が一緒にいれる期間。

こんなに幸せになれないカップル、あんまりいないよ。



「緒方さん、起きてるの??」


隣から声が聞こえた。

鼻水をすすりながらも一応声を出した。

すすってるってことは起きてるってことだもんね。


「はい…──。」


そのとき潤一は寂しそうな顔をしながら


「俺、このままいたらまた更に妬くから…行くな。」


そう行ってわたしに何も言わせず去って行った。

行かないでほしいのに。

わたしも…つれてってほしいのに。


でも近くにいるのは


「泣いてるの?」


そう聞いてくる亀川さんなんだ。