A sweetheart is a ghost

結局その日、潤一は戻らなかった。

残り8日…。

一緒にいる時間は限られてる。

なのに…いない。

そしてあの姿。


不安はどんどんわたしの中にたまっていった。



日曜日は生憎の雨。

わたしの心の中のようだった。



ずっと潤一を待った。




「璃那…。」


やっと聞こえた潤一の声。

パッの声の方を見るといつもの潤一の姿。


走り寄って抱きついた。



「…っ──…。どこ行ってたの!?昨日のあの姿はなに!?何がどうなってるの!?教えてよ!!」


涙も流しながら潤一の胸で怒鳴った。

不安な気持ちが消えない。



潤一は言いたくなさそう。

いつもなら抱きしめてくれるのに抱きしめてもくれない。

ただ拒否されないだけが救いだった。



亀川さんとの一件で怒ってるの!?

わたし…付き合う気はないのに。



「璃那…ごめんな。全部俺が悪いから…。璃那、あの人と付き合いなよ。」


そう言ってわたしを潤一から離した。



ドウイウコト…!?