A sweetheart is a ghost

甘いものが大好きなわたしはペロリとたいらげた。

紅茶とケーキの組み合わせがわたしは大好き。


「あの写真の人が彼氏?」


亀川さんはテレビの横にある写真たてを見ながら言った。


「はい、そうです。潤一っていうんですよ。」


そう言いながら手を伸ばして写真たてを取った。

そして亀川さんの目の前に置く。


その写真の中には海辺で撮った潤一との2ショット。

2人ともすごい笑顔。



「かっこいい人だったんだね。」


そう言うと目線をわたしに向けた。

そうだよね、過去形でしか言わないよね。

悲しくなって下を向いた。



「もったいないな。」


亀川さんのその言葉にわたしは頷いた。



潤一、今どうしてるんだろう。

急に心配になった。

男を家に入れるんだから絶対嫌なはず。

いるのかな??



「ちょっとすみません。」


立ち上がって隣の部屋に行った。

潤一は背中を向けて寝てた。


肩にソッと触れるとピクッとしながら


「こっちくると不自然だよ。あっち行ってろ。」


ってこっちも向かず言った。